外でのキャンプ風景

夏の季節は、家族や友達同士で海や山などに出かける方も多くいらっしゃいます。そんな時には、どうしても開放的な気分になってしまうので、いろんな虫に刺されたり噛まれたりする被害も多くなってしまいます。

そういう意味では、アウトドアだからこそ気を付けておきたいいろんな虫対策というのも大切です。ここでは、そんなアウトドアで注意が必要な虫対策について詳しくご紹介いたします。

夏のアウトドアは虫との戦いでもある

夏のアウトドアに長袖・長ズボン・帽子はどうなの?

夏の季節はジッとしているだけでも汗が出てきます。そのため、どうしても薄着になってしまいます。ところが、アウトドアで野山に出かける際には、半袖・短パン・サンダルというスタイルで行くと、いろんな虫に刺してください!といっているようなものです。

そのため、長袖・長ズボン・帽子というスタイルを主張する方も数多くいらっしゃいます。ところがそんな無理な恰好をすると、当然のことですが汗で洋服もベタベタになってしまいます。その上蚊は、人の汗の臭いに引き寄せられるという習性があるのです。

そのため、長袖・長ズボン・帽子というスタイルは、一見良さそうで逆効果になりやすいのです。ちなみに近頃では、虫よけウェアーというのもあります。

水たまりや濁った池のそばでのアウトドアは避ける

蚊などが発生しやすいのは水周りです。そのため、できることなら水たまりや濁った池のそばでキャンプやバーベキューなどは避けるべきです。

詳しい記事がこちら → 夏いちばんのやっかいな虫、それは蚊

また、ランタンなどの明るい光に虫をおびき寄せておいて、そこから離れた場所でアウトドアを楽しむというのもよいかもしれませんね。

それから近頃では、LEDランタンというのが流行っています。やはり従来の蛍光灯式のランタンは、紫外線を出すので虫が集まりやすいというデメリットがあります。

そのためどうせランタンを使用するのであれば、今流行りのLEDタイプのランタンにするのがより望ましいといえます。

アウトドアに絶対に持っていきたい虫対策グッズ3選

蚊取り線香

アースノーマットや金鳥リキッドというのは、今や蚊対策の定番商品ともなっています。そのため蚊取り線香を使うという方はほとんどいません。ところがアウトドアでは、この蚊取り線香があるのとないのとでは大違いなのです。

虫よけスプレー

虫よけスプレーは、アウトドアでは大変有効な対策方法だといえます。
しかも近頃では、蚊だけでなくブヨやアブなども寄せ付けない虫よけスプレーもあります。

しかも、嫌な臭いを抑えた商品などもあるので、今やアウトドアにおいては無くてはならない必須アイテムともなっています。

虫よけキャンドル

キャンプの中は暑いので、開けっ放しにして寝るという方もいます。そんな時には、虫よけキャンドルというのも大変役に立ちます。おまけに虫よけキャンドルには、様々な香りのするキャンドルが揃っています。

ブヨ・アブ・ムカデには注意

蚊よりも症状の重いブヨやアブ

ブヨやアブは、夏の季節に川沿いでキャンプをするとよく被害に遭いやすいといわれています。おまけにブヨやアブに噛まれると、蚊に刺されるどころの被害ではありません。

ブヨやアブに噛まれた症状は、数時間後に猛烈やかゆみとなって表れてきます。また最初は小さな赤い斑点状の腫れが、2倍〜3倍にも膨れ上がり10日近くも続きます。アブに至っては、腫れが2週間から1ヶ月続くというケースもあります。

こうしたブヨやアブ対策には、市販の防虫スプレーでは効果がないといわれていました。ところが、ブヨやアブにも効果のある防虫スプレーも販売されるようになってきています。また、ハッカ油を事前に皮膚に塗っておくというのも大変効果があります。

ランタンの光に集まった虫を捕食するムカデ

ムカデは、ランタンなどの光に集まる虫を捕食するという習性があります。そのためテントの中で、ムカデに噛まれるという被害も数多くあります。ただし、ブヨやアブのように集団で襲ってくるということはまずありません。

それに、ランタンを少し離しておくとムカデに噛まれるという心配も要りません。ただし、靴の中にムカデが潜んでいるという場合もあります。また大きなムカデに噛まれると、それこそ救急車を呼ばないといけなくなる場合もあります。

そういう意味では、一度ムカデに噛まれると被害も相当大きいので注意が必要です。

まとめ

アウトドアにおけるいろんな虫対策についてご紹介してみました。やはり事前にいろんな虫対策をしておくかどうかで、アウトドアが嫌な思い出になるか、それとも楽しい思い出になるかが決まってしまうのではないでしょうか。